平成24年11月23日(祭)
みさき里山クラブ主催「里山手づくり広場」の開催日である。
午前9時の空は生憎と雨模様であるが、
岡田代表の決断で活動場所を孝子の森で行う事を決定。
雨を想定して前日に孝子小学校へと準備した材料
(蔓編み用の蔓、焼き芋用の半ドラ、ブルーシート等々)、
全て孝子の森へと運んで受入れ準備に入る。
私は二宮さんと孝子小学校にて受付担当で残る。
集合時間の10時前には申込者全員の顔が揃う。
更には本日飛び入り参加もあり33名(大人22名、子供11名)となる。
参加者の中にも今日は“孝子小学校・講堂ですか”の声も有ったが、
私から“今日は孝子の森にて行います!”と説明、
“流石は里山クラブですね!”の声も頂いて、元気にスタートする。
途中の中孝子では実りの柿や皇帝ダリア、
所々の紅葉に深まりゆく秋の風情もいいものである。
里山に全員が到着すると、
岡田代表の挨拶があり続いて各担当者の紹介と物づくりの場所割り後、
早速それぞれの場所に分かれて手づくり作業が始まった。
徐氏が担当の蔓編み教室に、参加者が蔓一式を持って分散され、熱心に取組んでおられた。
私はダンゴブンブンから子供達におもちゃづくりを・・
立石氏は飾りペンダントづくりを・・、
途中では蔓編みの相談にのりながら・・仕上げのアドバイス等を行う。
一時は雨も降り屋根の下に移動する場面も有ったが、紅葉の残る木々、
美しき落葉、自然に囲まれた秋の空気を感じると、
少々の雨でも孝子の森で行う物づくり教室の良さを思う。
たき火を囲んだり・・子供と一緒に・・友だちと会話しながら・・
カメラに収めても絵になる風景である。
昼食後は展望台まで里山散策希望者に同行、
途中から皆さんに渡し忘れていた杖を取りに戻り持参、
杖は登りよりも下山の時こそ必要である。
小雨後の展望は靄ってはいるが、紅葉も深緑も洗われてこれまた良しである。
たき火の下では焼き芋が出来上がり、包まれていたアルミホイルを剥くと、
ホカホカの焼き芋に笑顔がこぼれる。
一方、吊し柿の方は皮を剥いてしまうと、持ち帰りも大変な事もあり、
加工の遣り方を話して参加者に配布、消え行くたき火を囲んで、本日の取組も終了となる。
初心者は籠底の安定感に苦労されたようだが、最後に残った上辺の蔓を差込終えると、
それぞれが個性豊かな出来具合に満足されたようである。
・晩秋や 色とりどりの 落ち葉踏む