2003年(H15)9月20日~21日
9月16日~17日…[紀泉わいわい村合宿]
孝子の森もそろそろ活動開始です。
基礎的な作業通路、イベント広場、物置小屋、簡易便所等が完成して、
これから本格的な森林整備にかかります。
今までは数人の思いで、半ば独善的に作業を進めて参りました。
しかし、ここら辺で皆さんの考えを聞いてみる必要があるのではないか、
との提案があって、紀泉わいわい村に一泊しました。
ここは大阪府が造成して、YMCAに業務委託している里山体験ができる施設です。
場所は泉南インターから岩出に抜ける風吹き峠の手前に
掘郷ダム(ほりごうダム)があって その上流に藁屋根風の民家が5棟出来ています。
1棟の定員が10名くらいで、カマドで炊事、
五右衛門風呂、囲炉裏もあってすべて薪まきを使用する。
付近には畑、田んぼもあって大学生が体験農作業をやっていました。
山の斜面にはタンバ栗も植えてあって、丁度熟し始めたところで、
朝早く起きて皆で栗拾いも出来て、楽しく過ごすことが出来ました。
また我々の泊まった家の付近には手入れ不足で沢山の草が生えていたのを気にして、
メンバーの中の二人が綺麗に草取りまでした人がいて、
さすが森で鍛えた感性が役立ったものと感心した次第です。
H15.9.20 岡田憲政
みさき里山クラブ活動計画会議レポート
開催日 平成15年9月16日(火)~17日(水) 1泊2日
場 所 里山の自然学校 紀泉わいわい村(泉南市)
出席者 岡田、久川夫妻、増谷、鈴木、中野、堀口(日帰り)、
竹本(日帰り)、森川(日帰り)、荒木 以上10名
内 容;
1.岡田会長あいさつ
添付参考資料1、参考資料2を基にして、
みさき里山クラブ誕生までの経緯とクラブ設立から
現在までの活動状況等の説明があった。
2.里山に関する講演(講師:岡田会長)
添付参考資料3、参考資料4を基にして、昔の里山、現在の里山
そして今後の里山についての講演があった。
3.討 議
初日(9/16)の15時過ぎから夕食を挟んで22時頃までと
翌日(9/17)の朝食後から10時頃までの間、リラックスした和やかな討論の中で、
参加者の思い、したい事と決めた事は下記の通りです。
(1)皆の思い、したい事
*やる気と気力があれば、何でもできる。
*トイレと水の確保。(井戸掘り、雨水の集水、山中の水脈にパイプを打ち込む等)
*山野草の移植。(ショウジョバカマ、ツルリンドウ等)
*イベント広場周辺に花壇、畑作りと栗等の植樹。
*桜の木、柿の木、大木等の周辺整備。(ツルきり、シダ刈り等)
*スカンポ等の山菜料理作り教室。
*カンバン、プレート類の製作。(道路標識、樹木の名前等)
*リョウブ林の整備。(散策道作り、シダ刈り、間伐等)
*イベント広場の東と西につながる谷の整備。(ツルきり、シダ刈り、間伐等)
*新しい山道、展望台の開拓。
*計画的に全山のツルきり、シダ刈り、間伐等行って森をよみがえらせ、
里山の再生と自然学習の場を作る。
(2)決めた事
*毎月の活動日を1日増やした。(活動日は第2土曜、第3木曜、第4火曜)
*活動広場はイベント広場に名称を変更した。
*みさき里山の道の名称を開拓整備した順の番号(山道第1~第5ルート)と決め、
展望台は道の付属物と考えて道と同じ番号(展望台1~5)とする事に決めました。
詳しくは添付参考資料5に示す。
*11月8日(土)はイベント(孝子の里ものづくり)を行う。
4.その他
今回の会議を通して、皆さんのしたい事がお互いに理解し会え、
親密感が増し本クラブの 和が一歩前進したと感じました。
これからも元気で「明るく、楽しく、爽やかに!」
以 上