平成23年11月5日(土) 曇り・雨
(8:50~14:40) …孝子の森
朝からどんよりとした曇り空である 時々小雨も落ちてくる
こんな天候でも孝子小学校には 9人の会員が集まっていた
孝子の森が大好きなメンバー達である
…「中止の連絡がないから出てきた」と会員達は人のせいにしているが…
自主的に山の空気が吸いたいのだと思う
湿った空気の山の風情もいいものだ
今は花は少ないが里の柿のある風景
伊豆賀川の川岸のクサギの花と実もきれいだ
リュウノウギクもひっそりと咲き
ツワブキはあちこちに賑やかに黄色の花を咲かせている
冬イチゴの1つだけの赤い実が目立つし
タチツボスミレが1輪狂い咲きしているのも楽しいものである
楽しみながら ゆっくりと孝子の森に到着したら
ストレッチ体操も終わり全員作業場に移動していた
本日の作業内容
[午前中]
1.岬高校「山海人プロジェクト」支援(11月8日)
クヌギ30本植樹の準備
西尾根東面の尾根近辺に
30箇所シダの腐葉土を土が見えるまで掘り下げた
こんな作業は里山のメンバーは軽作業である
2.枯れたヤマザクラの樹木の伐採
直径20cmくらいだが倒すのに他の樹木を傷めないように倒す方向性を決め
慎重にロープで引っ張りながら伐採
切り倒した後は獲物に群がるハゲタカのように
会員が集まり幹の切断し枝も切断し運び降ろす
小枝は集めてたき火で燃やし 幹は切り分けて広場側の薪整作場に収納
一部は切断して薪に加工 あっと云う間に大きな1本の樹木が始末された
3.ミズタンクの洗浄
200㍑ポリタンクは蓋をしているのに 内部には落葉や異物が入り汚れている
今日運び上げてきた200㍑タンクから 発電機・ポンプを利用して水を出し
きれいに洗浄して台上に納め タンクからタンクへポンプで水を入れた
4.植樹で枯れた部分に再植樹
岬高校生の植樹した分に一部枯れているのもある
広場のそばの自生コナラの苗木を掘り起こして再植樹した
5.階段つくりの材料準備
枯れた樹木の芯には油が集まっていて腐らない
山の各所から集めた芯を杭に加工
6.ナルトサワギクの駆除
一昨年岬高校生が植樹した場所に こんな時期でもこの花は咲き続けている
見つければ徹底的に引き抜いておかないと 知らぬ間に山は黄色一色となる
[午後]
昼前から辛抱していた空から本格的に雨が降りだした
バンブーハウスがあるから昼食に濡れることもない
丸山料理部長が欠席のため久し振りに味噌汁なしの昼食になった
ない時には ある時のありがたみがよくわかる