平成21年6月14日(日) 晴れ
(11:30~16:20) …飯盛山登山口中腹(アジサイ展望台)
参加会員 14名 特別参加 1名
みさき公園団地みさきケ丘に飯盛山登山口がある
8年前は荒れ果てて人は通れない状態であったが
みさきケ丘住民の久川さんが一人でコツコツと山道作りを始めた
途中強力な応援も1人入り どうにか飯盛山への道が開通すると
今度は山道の両側にアジサイを植え始め
結局アジサイ約30種以上400本
その他の植物100本が植えられた
アジサイは水の好きな植物だけに枯らさないようにするために
試行錯誤を繰り返し何度も失敗しながら現在に至っている
夏場は20㍑入りポリタンク2個を同時に背負って
何回も山へ運んで水遣りをしたらしい
見るに見かねて奥様も手伝ったとか…
その苦労の甲斐があって今はアジサイロードとして一般にも認められ
アジサイを見に来る来訪客も増加した
久川さんは昨年80歳になられたが今でもかくしゃくとしており
毎日アジサイの世話に山に登っている
今回はアジサイの周りに根切り用の深い溝を掘っていた
この作業だけでも大変な重労働である
雨水を集める工夫も各所で設置されており
水揚げの苦労は少しは減少したのではと他人は勝手に想像している
その久川夫妻に「みさき里山クラブ」の会員が
アジサイ見物に招待された
第2阪和道路がアジサイロードを縦断することになり
今の姿を見ておいて欲しいとの要望である
11時30分にアジサイロード登り口(飯盛山登山口)に集合し登山開始
山道の階段はしっかりと補修されていて8年の経過は感じられない
少し登ったところからアジサイの姿が見え始めた
大概見慣れている花であるが
さすがに久川夫妻が力を入れているだけに種類が多く
どれもこれも色が非常にきれいである
あれもこれもと美しいものにカメラを向けているので
登りの急なしんどさも忘れてしまった
ササユリさえひょっこりと顔を出す
30分ほどで展望台に到着したが
ここからは岬町淡輪地区が一望され さわやかな風も吹き
なんとも言いがたい至福の時間である
12時にはアジサイ展望台(久川展望台)で懇親会が開始された
全員が一品づつ飲み物や食べ物を持ち寄っての懇親会であるが
久川さんが準備してくれていたものも相当のご馳走であった
特に鶏のモツのショウガ煮がなつかしくておいしかった
沢山のご馳走にたくさんの飲み物
飲み放題食い放題の豪華な懇親会である
飲み出せば話題が豊富になるメンバーであり
禁煙問題でいじめられたり 広報で誉められたり
久川夫妻の苦労話で盛り上がったり 話題は八方へ飛び回る
そこへ18区区長のWさんが特別参加したから
話は第2阪和道路がアジサイロードを縦断することに集中
ヒメボタルの生息地であることもわかり 何らかの救済策は出るらしい
アジサイは別の場所に移植される
その後のアジサイロードの維持管理体制の
ボランティアグループの発足計画等々話は尽きない
気がつけば4時間も飲み食いし しゃべりまくっていたらしい
16時に下山開始したが 4人ほどは残業して議論しているらしい
「みさき里山クラブ」活動記録作成