平成24年9月19日(水) 晴れ
(8:50~21:40)
「NPO法人まちづくり岬」主催
[孝子小学校&孝子の森&水産技術センター&青少年海洋センター]
参加者 27名(男性6名 女性21名)…3名は日帰り
[大阪市内=4 茨木市=3 摂津市=2 豊中市=2 富田林市=2
堺市=1 河内長野市=1 岬町=12] …『7市1町』
サポーター
19日 (孝子小学校&孝子の森)…9名
[渡邊 甲斐浩 岡田 徐 甲斐龍 立石 久川 丸山勝 新野]
講師…1名[西台氏]
(水産技術センター)…5名[渡邊 徐 甲斐龍 立石 新野]
(青少年海洋センター)…6名 [渡邊 徐 立石 新野 丸山勝 丸山禮]
海洋センタースタッフ[松本『孝子小学校』
8:50 スタッフ集合…会場準備
椅子の配置&資料配布&ピアノの設置
南海本線孝子駅へ参加者のお出迎え
9:00 受付開始
…参加者が早く集まったので予定より早く開始した
9:37 朝礼(講堂)…渡邊校長
「「大人の林間学校」も今回が56回目である
心配していた天気も見事に見方してくれた
1時間目の徐講師の感嘆な紹介
孝子小学校の経歴説明
孝子の森に展望台を設置した経過説明
…平均年齢70歳の会員が頑張った成果
今日明日のスケジュール&講座内容の説明
「ストレス解消法」
9:48 ラジオ体操…甲斐龍インストラクター
9:52 教室へ移動
9:54 渡邊校長の訓話と「出席をとります!」
…可愛い元気のいい小学生の返事がたくさん返ってきた
9:58 1時間目「坂の上の雲」そのあとの日本…教室
講師 徐仁義(中華厨房「仁べ」店主)
…この授業で言いたいことは
「日本人はもっと近現代史を勉強しようよ!」
1.吉村昭「海の史劇」文末の紹介
…日露戦争の世界的な意義と詳細説明
*日露戦争は勝ったのではなくて判定勝ちである
*当時の軍部は徹底的にロシアを分析して
戦争が長期化すれば完敗すると認識
*アメリカやイギリスに早い時期に
調停に入ってもらうことを事前に根回ししていた
*ロシア国内にスパイを送り込み革命支援をした
*日露戦争後の日本は物価高騰いちじるしく
働き手を失った庶民は困窮した
2.日本の勝利は欧米各国の警戒心を増大
3.欧米各国の圧迫を受けている弱小国大きな希望を与えた
…ロシアの大艦隊を全滅させたことに狂喜した
独立運動や革命が活発化
4.日路戦末期
…日本の軍事力は停滞
5,遊牧民は情報を重視→濃厚民は軽視
*ヤルタ密約の情報を握りつぶした
公表しておれば
…終戦が早まり満州の悲惨状況や原爆はなかったかも…?
6.ポーツマス講和条約
7.爆動→小村寿太郎を斬首せよ!
…政府は実状を公表できなかった
8.自分の国は自分で守る⇒お人よし国家から脱却すべきだ
「話は面白く まだまだ聞きたいとの生徒の声もあったが
時間切れになってしまった」
10:49 休憩&講堂へ移動
11:03 2時間目…「音楽教室」
西台幸子講師 (うみべの森を育てる会代表)
進行係&歌の解説者…渡邊校長
①つき ②赤とんぼ ③われは海の子 ④椰子の実 ⑤森の熊さん
「つもり10か条」の合唱
「岬町よとこ わるいとこ」の紹介
⑥山小屋の灯火 ⑦汽車 ⑧故郷 ⑨高校3年生
「大きな口をあけて元気よく歌っている生徒
感激して夢心地の生徒などなど
千差万別であるが それなりにハーモニーになっている」
11:52 休憩&トイレタイム
12:04 孝子の森へ移動
伊豆賀林道コース
徐講師が足のわるい生徒を里山広場まで車で送る
その間 伊豆賀口池で引き返してきた徐講師にバトンタッチするまで立石が案内
ミズヒキソウ コクランの種 ゲンノショウコ 口池お花畑 クサスギカズラ等紹介
12:28 孝子の森里山広場に到着
昼食…徐総料理長の具材準備→甲斐・丸山勝が炊いた味噌汁付きで
里山のミョウガ畑のミョウガも刻んで出されていた
…丸山さんのミョウガを刻むテンポのよい音に聞きほれる生徒も数人いた
グループに別れて弁当を…スタッフは適当に参加者の間に座って
何かと地元の情報を提供して楽しい昼食になった
13:10 下山開始…(孝子の森尾根散策)
下山と云えども孝子の森尾根までは50m登る
途中 岡田代表が樹木その他の説明をしながらのガイド
13:23 客山展望台(船が空を飛ぶ展望台)…しばし展望を楽しむ
13:29 客山ルート経由犬飼谷峠道→孝子小学校へ
客山ルートのシダの落葉などの絨毯の気持ちよさを満喫
14:00 孝子小学校着…トイレ休憩等
14:15 岬町役場のバスを借り 運転手は元バス運転手にボランティアでお願いした
その他は生徒とスタッフの自家用車に分乗して移動
バスの中では甲斐龍さんが臨時のバスガイド
岬町の名所を説明しながら水産技術センターへ移動
14:30 大阪府環境農林水産総合研究所水産技術センター」到着
①水産技術センター概要説明…木村さん
②稚魚育成の水槽の見学
稚魚の育成現場の案内して頂く、
魚の生態では様々な不思議な状況をお聞きしたり
…クロダイは孵化後3年間は全て雄である
その後からだの大きいものから雌になる(半々)
キジハタは逆に全て雌であり その後1匹だけ雄になる
その雄が死ねば雌の大きいのが雄になる
食べているだけの魚の別の面も教えられた
③ヒラメの稚魚が落雷で停電し全滅したため
オニオコゼの稚魚しか居なかったが
小さいのに大きなひれを持っていて非常に可愛い
15:34 バスと各自のマイカーで移動
16:00 「青少年海洋センター」到着→オリエンテーション
部屋割り&各自ルームで休憩
1部屋2段ベッド→7部屋に分かれる
2~4人が同室となる…小中高生の体験が出来る
17:00 「魚釣り」…海洋センター浮き桟橋上で
丸山氏が3日間かけて準備した釣竿と仕掛一式を使って
それぞれ指導を受けながら真剣に釣り始めた
これには個人差があって全くつれない人や
10匹以上釣った人 大部分イワシであるが
フグやアジやカマスを釣った人もいる
これらは全てバーベキューの材料になる
釣れない人は早々に入浴タイムに入っていた
しかし夕日百選を見ながらの釣りは釣れなくても気分満点である
最後まで桟橋の汚れの水洗いなどスタッフは大変である
18:00 入浴タイム
…各部屋ごとに個々に海風館の展望風呂へ行かれた
18:00 バーベキュー(野外センター)
…生徒が入浴に行っている間にスタッフと一部の生徒がBBQの準備
徐さんと井上さんは釣った魚100匹以上の料理である
炭火を熾すのも苦労していた
水ナスは手で引き裂いて 特性ミソタレをつけて生食の準備
(18:50~19:20) …(渡邊 丸山勝 立石)
BBQの準備を中断してウミホタル捕獲準備
捕獲器にカニカマボコをたっぷりと入れて
重しに小石も入れ 海洋センター隣接の淡輪海水浴場の砂浜に投入
19:10 BBQ開始
肉や野菜と一緒に 2個のBBQ窯で焼き始めた
火力が強いので直に焼けるが 食べる方も負けては居らず
常に網の上には焼けたのはない
普通は焼けすぎた真っ黒なのが残るが
それが出来るヒマがないほどの健啖ぶりである
当然ビールもみるみるなくなっていく
1本は支給であるが追加分は200円としたが
売り子の徐さんが多忙なくらいによく売れた
水ナスの生食がこんなにおいしいとは知らなかったと大好評である
(20:30~21:10)
渡邊 立石と生徒3人でウミホタルの捕獲器を引き揚げに行く
BBQコーナーの外側の通路の暗がりでウミホタルショー開始
カメラマンの立石が撮影を忘れてショーを演出
ワイングラスもスプーンもない状況下で
プラの透明容器に氷を入れ捕獲器のウミホタルを入れると
そのブルーの光に歓声が上がる
捕獲器には沢山入っており4個の捕獲器を順番に見せた
餌を持った手には沢山のウミホタルが付き光っている
何の演出もなしにその手を突き出すだけで
あちこちから手が出てきて 自分の手の上で光らせて歓声を上げていた
近くでBBQをしていた中学生なども参加していたようだ
演出用具は不足していたが何とか全員に喜んでもらえた
最後にバケツに入れて浜辺へ逃がしに持って行く
生徒が数人同行したが バケツの海水を浜辺の水際の手前にばら撒いた時の
ブルーの星のような光には全員が子どもに返って
悲鳴のような歓声の連続であった
これでズボンをぬらしてまで海に入って準備した甲斐はあった
21:10 最後に食べ残しの整理やゴミ掃除
汚れた食器洗いフキンで拭いて片付けて棚に収め
残ったご飯をおにぎりにして夜食にしたり
自分たちの使ったところをきれいにして
それぞれの部屋に引き上げて行った
21:30 フリータイム
22:00 消灯